断酒への道

断酒への決意や方法、取り組みなどをお話しします

断酒への道 ~入院56日目 退院まであと6日~

断酒して62日です。
飲みたい気持ち★☆。
昨日の夜中トイレ回数は3回でした。

今日のプログラムも館内放送での実施でした。勉強会ではアンケートをとっていて、アンケートの中の質問に答えるってのが午前中のプログラムでした。
1.断酒の失敗事例は
 1)節酒できると思っている。依存症はコントロール障害なので少し飲んでしまえばブレーキがきかなくなって飲み続けてしまう
 2)我慢だけで断酒できると思っている。
 3)デイケアや自助会に行かず相談相手を作っていない。
2.人との付き合い方はどうすればいいか
 ・アルコール依存症について誤解や正しく理解されないことが多いので人とは慎重に付き合う必要がある。付き合いをストップすることも必要。
3.一人が好きな場合はどうすればいいか
 ・一人が好きならアルコールが必要ないんじゃないか。一人がデメリットになる場合に工夫が必要。
4.家事とアルコールの関係。料理酒があるので飲んでしまう。
 ・工夫が必要。(なんか煮え切らない答えしてました。料理者なら塩分が強くてとてものめないはず。清酒を料理酒にしているなら料理酒に変えたらいいんだと思う)
5.ノンアルコールビールはだめか
 ・長期的には効果があるという研究結果があるが、短期的には飲酒欲求を高めるので慎重に扱う必要がある。
6.飲み会はどうすればいいか
 ・出なくていい場合は出ない方がいい

だいたいわかっていることばかりしたが、ノンアルコールの研究があるとのことで調べてみました。2023年10月に筑波大学の研究報告で、週4回以上飲酒している人にノンアルコールを提供したところ、アルコールの摂取量が減ってノンアルコールは接種していたことからアルコールからノンアルコールに置き換わった可能性が考えられるとのことでした。
アルコール摂取を減らす為の対策としてノンアルコールが有用で減酒のきっかけになっているので、全部ではないですが一部としても本物の変わりになっているってことですよね。病院ではノンアルコールは本物を連想させ飲酒欲求が出るといことで禁止にしてますが、そこまで我慢することもないんじゃないですかね。
まぁこっそり飲んでますけど、ドライゼロが悪魔的にうまいんですよね。

午後のプログラムは自助グループ(館内放送)で、資料は事前に配られました。これ前にやったことがあるのでおさらいですね。
自助グループとは>
同じ問題を抱える人やその人を大切に思う家族らが自主的に集まり、似たような立場や経験を持つ多くの仲間と出会い、交流しつつ、助け合える場所です。
グループメンバーと体験談や思い、情報知識などを分かち合うことで、気づき、癒し、希望や問題解決へのヒントなどを得る人が多くいます。

アルコールの自助グループには大きいとろこでAAと断酒会があり、特徴や参加方法の説明がありました。他に参考になる点は以下ですね。
自助グループの良いところ>
・批判されない
・自身と勇気が出る
・基本的な関係構築のトレーニン
・自分の生活史を客観視できる様々な回復モデルにあえる
・再発防止の歯止めになる
・過去を追体験して未来の設計図
自助グループの嫌なところ>
・自分よりひどい経験話で気が滅入る
・お酒の話ばかりする人がいて逆に飲酒欲求が沸く
・長話し・同じ話ばかりする
・飲んでくる人がいる
<断酒率の推移>
・退院後1日~1週間 80%は飲酒していない
・退院後1~3ヵ月 約40%(自助グループの出席・非出席で差が明確に)
・退院後1年 20%~30%
・退院後2年 20%
・退院後5年 20%(自助グループ出席者は10%~15%)

まぁだいたい生き方と雰囲気がわかったらとりあえず行ってみないとわかりませんので行ってきます。予備知識はそんなには必要ないかな、と思うところです。

明日もたぶん続きます