断酒への道

断酒への決意や方法、取り組みなどをお話しします

断酒への道 ~入院29日目~

断酒して35日です。
飲みたい気持ち★☆。
昨日の夜中トイレ回数は0回でした。

今日の午前プログラムは自助グループについて。自助グループとは
・同じ問題を抱えた仲間がある
・責められることなく共感が得られる
・回復している仲間の姿・言葉から自信と勇気を得る
・しらふの人間関係の練習になる
・メンバーを見て自己を客観視できる
ということで、アルコールだけでなくギャンブルや薬物の自助グループもあるようです。アルコールの自助グループはAAだけでなく断酒会や断酒の集いといったものがあるようで、違いなどを説明受けました。2年断酒するとほぼそれ以降も飲まなくなるといいう統計があるらしくね再発の可能性が低い2年間は自助グループに参加しろ、というのが病院からは一貫して説明する話でした。ただ2年間できれば週5通うのが望ましいって話でしたがそんなに通えますかね。

午後のプログラムはCST、お酒のやめ方を考えるプログラム第2回で欲求の引き金の対処法です。アルコールが飲みたくなる引き金をそれぞれ意見を出して共有します。対処法としては気を紛らわす行動を取るということでどんな手段があるのか皆で意見出し合って共有します。飲酒欲求は一定の時間(20分ぐらい)で消えるそうなので要求が消えるまで時間をやりすごす方法を身につけましょうってことでしたが、飲酒欲求が本当に消えるの?とか対処方法は時間や場所や環境に関係するのでなかなか理論通りには難しいかな、と思えます。最後にマインドフルネス瞑想というのを簡単に説明がありました。よくわかってませんがお酒を飲みたい気持ちをそのまま受け入れてその要求がどこからくるのか客観的に意識して消していくものだそうです。

明日は嫁がきて臨床心理士と家族面談となります。ともかく、アルコールの毒性の知識は十分、断酒に向けての準備も大丈夫ということで入院期間を短縮するには、という方向に話を持っていけるようにするつもりです。
入院という非日常の閉鎖空間では息が詰まりそうなことと、ここに慣れると社会復帰ができなくなりそうな気がしてなりません。
あと環境についてですが、聞いてる限り患者さんの半数ぐらいはリピーターで、お酒をやめるつもりがない方も結構いました。退院したらまず飲むぞって。ここにいると染まりそうですよね。
でも病院にいると飲みたい気持ちが抑えられているのも確かですね(たまに飲んじゃう人もあるたいですが)。それはなぜか?明日臨床心理士の方に聞いてみます。

明日もたぶん続きます