断酒への道

断酒への決意や方法、取り組みなどをお話しします

断酒への道 ~入院58日目 退院まであと4日~

断酒して64日です。
飲みたい気持ち★☆。
昨日の夜中トイレ回数は2回でした。

午前中のプログラムは昔、今いる病院に入院したことがあり、断酒に関する講義を開催している方の講義録から抜粋した「アルコール依存症否認の構造」とうものを館内放送で実施しました。
アルコール依存症という病気は「否認の病気」と言われ、認められない間にも酒を飲み続け身体はボロボロになっていき、まわりを失っていく、というメッセージでした。
否認には二通りあるという話があります
1.病に対する知識の貧困、無知なのにただ闇雲に否定する
2.薄々感じていて、何とかしなければ、とは常に考えているのだが、酒に対する未練と心の中には燻り続けているアル中という陰惨なイメージによって否認する
私は2でしたね。ちょっと飲む量が増えただけでアル中ではない、いつでも酒を飲まないでいられる、と。私は幸い早く気がついたので手遅れになる前に回復に向かっていると思います。
AAの12ステップの1つ目にもあるように、まずは認めることをしないと何もスタートしないのは十分わかりました。ただ、これは本人が認める必要があり、まわりがいくら言ってもだめでしょうね。まわりに危ない人がいたらどうするのがいいんでしょうね。私がそうであったように本人は聞く耳をもっていないでしょう。

午後はCST(お酒のやめ方を考えるプログラム)最終回「万が一に備える再飲酒の対処方法を考えよう」が延期になったので、臨床心理士による個別指導を受けました。
飲みたくなった際の連絡先、退院後の直近スケジュール、休日のスケジュールなど事前に記載したものに意見をもらいました。退院後と休日のスケジュールは結構計画していたので特に問題なかったですが、空いてる時間を作らない方がいいとのことでした。とりあえず埋めてやるかどうかはその時決めればよく、最初から空いてるのがよくないようです。まぁでも特に予定がない時間なんて結構ありますよね。
連絡先については病院に電話してもいいとのことでした。昔は24時間受け付けてたらしいのですがスタッフが減ったので現在は平日日中で、お酒が飲みたくなった人が電話するそうです。とにかく話を聞いてもらって欲求が落ち着くのを待つ効果があるようです。たしかに欲求というのは時間経過とともに減少していくので電話している間に解決することも多いんだと思いますが、酒が飲みたくなったら病院に電話するってのにつながるというか、話を聞いてもらいたいタイプの方はいいんでしょうが私は自分でなんとかしようとするタイプなので厳しいかもしれません。
飲酒欲求についてはどうでしょう。感情の起伏、特に怒りについては酒で抑えてた気がするので酒の変わりを見つけないといけないのですが、こればっかりは事前に準備できる気がせず、実際に直面してみないとわからないのが本音ですかね。飲みたい気持ちを抑えるのは大変なので飲みたい気持ちをほっておけばいいじゃないかと思うのは安易でしょうか。断酒率が低いのがよくわかります。

2/18 GIレースのフェブラリーステークスですが7馬までしぼりました。5馬多くとも6馬まで絞りたいのでもう少し予想が必要ですね。気持ちよく退院できるか勝負です。

明日もたぶん続きます